ドールを長く購入した状態を維持するためには、日ごろのお手入れがポイントになります。愛の人形のお手入れ方法の基本について以下で紹介します。これから購入しようと思っている人は、参考にしてみてください。
お風呂できれいに
シリコン(TPE)製のラブドールの場合、入浴が可能です。皆さんが普段体を洗っているのと要領は一緒です。ぬるま湯ですすいでボディソープで洗って、泡をきれいに洗い流します。お風呂に入れても構いませんが、ボディトップよりも下までにしましょう。ヘッド内部には金具があしらわれているので、水により錆びる恐れがあるからです。
ホールはその都度洗い
ボディは使用後何度かに一度のペースでも構いませんが、ホールは使うたびに洗浄するように心がけましょう。ホールを洗う際には殺菌作用のあるハンドソープを使用するのがおすすめです。まず泡立てネットや手で泡立ててからホールにのせ、丹念に洗います。そしてぬるま湯を使ってきれいにすすぎます。その後きれいに乾かしましょう。この時ドライヤーを使用すると乾燥までに時間を短縮化できます。しかし温風ではなく、冷風を当てるように注意してください。
起立の姿勢で洗浄
住宅の広さにもよりますが、一般的な部屋であれば風呂場はさほど広くないはずです。このため、もしラブドールを横にしてしまうと結構大きさもあるので移動するのがおっくうになってしまいます。スムーズに浴室内を移動するためにも、体を洗うときには起立の態勢で行うのがおすすめです。両手や両足を閉じた状態にすると、空きスペースが少しでも広がるので移動もしやすいです。またいったんお風呂に入れたら、できるだけ動かさないようにするのもポイントです。下手に態勢を変えようとするとシャンプーやボディソープなどをなぎ倒してしまい、後片付けが大変だからです。
爪に注意
ラブドールのお手入れをする際に、爪剥がれがしばしば起こります。例えばバスマットに運んだ際に、縁に足を引っかけてはがれる場合があります。また入浴後バスタオルで拭いているときに爪をひっかけてしまうケースもあります。爪には注意して、洗ったり拭いたりするのがおすすめです。はがれてしまった場合には、ゴム用の接着剤で固定すれば大丈夫です。ただし接着力を失わないために油分をしっかり取り除いておきましょう。指先には結構油分が付着しているので、この手間を惜しまないことです。
最後にベビーパウダーをつける
お風呂できれいに洗えたら、乾かしてベビーパウダーをつけましょう。シリコン製のラブドールは静電気が起こりやすいため、そのままにしているとほこりを惹きつけてしまいます。またベビーパウダーを貼り付けることで、衣服の着替えを行う際に摩擦も軽減できます。摩擦が頻繁に起こると肌が裂けてしまうこともあります。
関節部分は入念に
パウダーをつける際には、まんべんなく粉が付着していればそれで問題ありません。多少塗り残しがあったとしても、深刻な問題にはなりません。神経質になる必要はないですが、関節部は入念に塗り込んでおいた方がいいです。関節のような可動部分は、肌同士が接触します。繰り返し動かすと摩擦によって、裂傷の起こる恐れもあるわけです。パウダーは普段私たちが使っているような市販のもので構いません。
ラブドールの劣化は、普段のメンテナンスによって遅らせることができます。また自分の肌に触れるものですから、不潔だと自分だけが使っていても気持ち悪いでしょう。そこでこまめに洗って、きれいな状態を保ちましょう。また肌同士がこすれあうことで劣化が進みます。その対策として、ベビーパウダーを使用することも覚えておくといいでしょう。